ひとりごちるベースボールダディ

中学硬式→高校野球に本人より情熱を注ぐ親父のブログです

本日のダメ出し

どうもどうも、中1硬式野球少年の父です。4連休、練習試合が続いております。

本日は朝になって急遽決まった試合、いつもとは違う布陣で臨んだそうです。スタメンフル出場が続いていた弊ムスコさん、チーム結成7試合目にして初のベンチスタートとなりました。

一応悔しかったのか、帰ってくるなり「今日は遊びみたいなもんだから」と、スタメン出場した野球歴3ヶ月のチームメイトの名前を出して聞いたふうな口を利くので、「お前、自分がなぜ使われなかったのか、考えた方がいいよ」とひと釘刺しておきました。

さらに、風呂に入って晩飯の時、今日が中学初登板だった学童からのチームメイトの好投に対して「小学校の時にああやって投げればいいのに」と拗ねたコメント。これには温厚で評判の親父もプッチーンと。

あとはとめどなくダメ出しが流れ出てまいりました。

「お前、クソ野郎だな。チームスポーツやめた方がいいよ」

「だいたいなんだ、遊びみたいな試合って。レギュラーのショートが投げてるんだから、内野をやりたいんなら、空いたショートで使われるチャンスだろうがボケ。普段の守備練習内容でコーチに『ショートで使ってみよう』って思わせられなかったお前の負けだよ。下手だから使われないの」

「守備がダメでもバッティングがよければ外されないし。今日は6人がいつもと違うポジションを試されてるけど、お前は試したいと思われなかったの」

「ちょっと足が速いからって散々チャンスもらったけど、もう化けの皮はがれてんの。意味わかる? まっすぐ走るのが速いのと、進塁できる/アウトを取れる、は別問題なの。判断が遅いからあと一歩フライに届かない。第二リードが取れてない上に判断が遅いから三塁コーチャーに止められる、牽制が怖くてリードが2歩短いからまともなキャッチャーなら盗塁は刺される、それ以前にそもそも塁に出られない」

「俺の目から見て14人中下から2番目か3番目。このままいったら間違いなく卒業までには14番目だよ。悔しかったら、自分が下手なことを認めて、誰かより上手くなるために何が必要かちゃんと考えてやらないと。3年生の最後に負け試合で思い出作りで代打に出してもらって終わりだよ」

「あとチームメイトを励ましたりしないでしょ? 偉そうにダメ出しは好きだけど。お前さ、チームで最も下手な一人に何か言われて心に響くと思うか。雰囲気は悪くなるし、最悪じゃないか。はっきりいって今のままのお前はチームに必要ないよ。せめてチームの役に立つ存在になってみろよ」

まあ、全部は言わなかったけど、泣いてたね。

これ虐待かなあ。

伝え方を考えます。

ポジティブ変換すると、以下のような内容でしょうか。

【取り組む姿勢について】

・やりたいポジションは、コーチにはっきりと伝えておく

・そのうえで、ステップ、グラブさばき、肩などをアピール

・ショートで試合に出るには、チームで1・2の守備力が必要

・自分の強み/弱みを理解し、どういうプレイヤーになりたいか考える

・なりたい姿に向けて、何に取り組むべきか考え、実践する

・仲間に「いてほしい」と思われる存在になろう

【判断について】

・セオリーを頭に叩き込む

・あらかじめ次のプレーの選択肢を洗い出す 

・判断を0.01秒でも早く

・ほとんどの場合、決めるのは自分

・仲間の声を聞く

 

最後に、文脈がやや変わりますが、親父が思う野球に必要な三大要素を挙げておきます。

・ロジック

・ポジティブ

・ユーモラス

NHK BS1『ワースポMLB』の解説者が順に小宮山悟(ロジック担当)、田口壮(ポジティブ担当)、石井一久(ユーモラス担当)だった時代があって、いずれも、選手へのリスペクトを持つ最高の解説陣でした。

野球というよりもはや人生において持っておくべき必要な3要素、かな。

そういう親父に私はなりたい。