親父は野球経験がないので、打撃不振に悩むムスコにアドバイスができない。せめて、よく打つ人の理論を見聞きし、伝えることは時々やってみている。
『バッティングの理屈』
三冠王が考え抜いた「野球の基本」
タイトルに『理屈』とつけた編集者のセンスを讃えたい。展開される理屈は以下。
・両目で見る
・トップは深く
・肩を動かさず
・投手寄りの腕は目一杯伸ばす
・捕手寄りの腕は内側でたたむ
・始動は早く
・投手のリリースとトップが同時
・一直線に振り出す
・壁はインパクトまで
・身体の中心線は動かない
・捕手寄りの腕の肘をうまく抜く
・ヘソの前で叩く
いずれも納得度高し。打てるような気がする。理論の正しさを実証するため、親父も時々バッティングセンターで打席に入ってみるけど、素人の割には悪くない気がする。
ムスコにはいつかの夏休みに読ませてみたけど、内容覚えてるかなあ。親父が蛍光ペン引きまくり、ドッグイヤーもつけまくったから、いずれまた振り返ってほしいところ。